ディライトフル・グループの一員で
プロのアーティスト集団

メリー・アーティスツ・カンパニーについて

「メリー・アーティスツ・カンパニー」を訳せば「愉快な芸術家の仲間たち」。芸術監督の永見隆幸が海外で立上げたグループです。その活動範囲は広く、現在も限定されていません。

メリー・アーティスツ・カンパニーの舞台を制作するザ・ディライトフル・カンパニーは東京の品川に、ザ・ディライトフル・カンパニーNAGOYAは名古屋の守山に、拠点を構えています。

メリー・アーティスツ・カンパニーの公演は、『ボビー・ダーリンの時代』、『HOPE』、『LOVE』、『BOBBY』、『ザ・ヴォイス Frank Sinatra』、BHSア・カペラ・カルテット世界チャンピオンCROSSROADSとコラボレーションした『FRIENDSHIP』など、話題を集めました。

ミュージカル、クラシック、ジャズなどの名曲を、海外やプロの団体で活躍する出演者が、歌とダンスで展開するストーリー。ウケねらいや手抜きをせず、手間暇をかけて一から丁寧につくり込んだ舞台は、「芸術とエンターテインメントが両立するステージ」と高い評価を受け、新聞やテレビにも数多く取り上げられています。

「日本経済新聞 平成28年12月7日(水)夕刊ミュージカル欄」に取り上げられたメリー・アーティスツ・カンパニー公演『サラ~ベル・エポックを生きた華』

平成17年(2005年)、愛知万博での活躍によって、スマイル・ミュージカル・アカデミーが注目の的になりました。主催者である桜井ゆう子の「本物の舞台を東海地方から発信したい」という意気込みに共感したアーティスト達が、それをきっかけに、メリー・アーティスツ・カンパニーとして、東海地方の舞台制作にも積極的に取り組み始めました。
名古屋市民芸術祭主催事業『マイ・ブルー・ヘヴン』をはじめ、名古屋市芸術創造センター開館30周年記念公演『Mr. ブロードウェイ』や、名古屋市民芸術祭特別賞受賞公演『SWING LIVELY』など、メリー・アーティスツ・カンパニーの舞台は東海地方でも好評を博しています。

「老若男女の誰もがワクワクする。生きる喜びを感じて胸がときめく。心に届く舞台を創り続けて来た。」と定評のあるメリー・アーティスツ・カンパニーのステージを、どうぞ、お楽しみください。

メリー・アーティスツ・カンパニーの
理念

我々は、個々の舞台人のオリジナリティーと独立性を重んじながら、ゆるやかに連携してカンパニーを形成する道を模索しています。それもあって公演の度にオーディションによって有志を募るという形をとっているのです。

人が人である以上、全てのしがらみから完全に逃れることはできません。よい舞台を創るためには集中して精力を注がなければなりませんので、そういう意味での拘束はやむを得ませんし、地域の事情を全く無視することもできません。
しかし、排他性や、意味のない束縛や、狭い意味の地元優先主義などからは自由でありたいと願っています。コネクションよりクオリティを重視したいのです。

媚びたもの、卑しいものには手を染めたくないと思います。話題性や知名度より、中身を重視しています。有名であること、人気やお金があることを、「悪い」とは言えませんが、「よい」とばかりも言ってはいられないようですし… 我々は、そんなことより、何をおいても一番大事なのが「限られた条件の中で、あらゆる努力を惜しまず、最高の舞台を、お聴きくださりご覧くださる皆様に提供させていただくこと」に尽きると考えます。
「本当の意味で、音楽やダンスや芝居や舞台を創るのが三度のメシより好きな人たち」の集まりが我々のカンパニーなのです。

舞台人には「夢を与える」と豪語する人がいます。しかし、実際に我々ができることは「夢の世界への道案内」に過ぎないのではないでしょうか。
だからこそ、ウケねらいや気晴らしではなく、本物のパフォーミング・アーツを目指すべきなのだと思います。
つまり、ときめき、わくわくするような、お客様の心に伝わる舞台を創造したいと考えているのです。

クラシック音楽やオペラや現代音楽も、広い意味のエンターテインメント。エンターテインメントと呼ばれているものの中にも立派な芸術が存在します。
既成概念にとらわれず、しかし、歴史や伝統を否定するのではなく、奇を衒ったものを避けて、新しいものを追求する。
我々を理解してくださる方々に納得していただけるような深い内容や高い芸術性を備えながら、「今まで音楽やダンスや芝居などには余り縁がなかった」とおっしゃるお客様にも楽しんでいただける。 そんな、芸術とエンターテインメントが両立する舞台を創って行きたいと望んでいます。

OFFICE

ザ・ディライトフル・カンパニー〒140-0013 東京都品川区南大井6丁目19-1
TEL:03-3762-7200

PHOTO: Tes Osaka